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アキュトロン静電誘導時計を大阪市立科学館 企画展「静電気の世界」にて展示協力しています

2025.12.10

12月5日(金)~2026年2月8日(日)の期間に、大阪市立科学館にて開催している企画展「静電気の世界」の中で、「ACCUTRON(アキュトロン)」の静電気を活用した静電誘導時計が展示されています。
お近くにお越しの際にはぜひ立ち寄りください。

※入館方法や営業日・営業時間、企画概要といった詳細情報は大阪市立科学館の公式ホームページにてご確認ください。
大阪市立科学館 公式ホームページ:https://www.sci-museum.jp/

アキュトロン、革新的な音叉技術を復活して再登場 電子式音叉腕時計
“アキュトロン チューニングフォーク スペースビュー314”
2026 年1月入荷次第随時発売予定

2025.12.10

3 店舗限定発売(CITIZEN FLAGSHIP STORE TOKYO/ CITIZEN FLAGSHIP
STORE OSAKA/BULOVA 公式オンラインストア)

1960 年にアキュトロンが誕生してから 65 年となる 2025 年、アキュトロンの次世代音叉技術は時計製造の新たな革新時代に向けた大きな一歩を踏み出しました。アキュトロンは、一度失われた画期的な革新技術の音叉機構を復活させ、電子式音叉腕時計“アキュトロン チューニングフォーク スペースビュー 314”を再び世に送り出します。

≪電子式音叉時計「アキュトロン」≫

1960 年に初めて発表されたアキュトロンの音叉機構は、世界初の電子式腕時計であり、従来の手巻き式や自動巻き時計からの画期的な進化でした。電子回路で駆動され振動する音叉機構を初めて採用し、テンプの役割を代替しました。当時としては前代未聞の技術であり、その偉業により、1 日 2 秒以内の高精度を実現しました。そして、特徴的な 360Hz の#F のブーンというハム音と滑らかに動く秒針は、精密さの象徴となりました。この技術はもともと、米軍がより正確な計時装置を必要としたことから、米軍の要請により開発されました。このブーンという音は、電流で駆動される正確な周波数で振動する実際の音叉から発生します。この特定の振動は時計の精度に直接結びつき、比類のない安定性を実現しました。その比類なき信頼性により、NASA のエンジニア、宇宙飛行士を目指す米軍パイロット、航空宇宙プログラムなど数々のプロジェクトに採用され、宇宙開発競争の最盛期には宇宙船内の計器やコックピットパネルに搭載され、駆動しました。

≪新製品 「チューニングフォーク スペースビュー314」について≫

今回発売する新製品については、10 年に及ぶ開発を経て、独自の音叉式ムーブメントを新たに発表します。音叉式ムーブメントは、微細な精度と特殊機械を要するために、数十年にわたり実現が困難とされてきましたが、オリジナルの精神を継承しながらも、現代の視点を加え再構築し、いちから新開発しました。この時計の象徴的ともいえる特徴の 2 点、≪360Hz の#F のブーンというハム音≫と≪滑らかに動く秒針≫のポイントは、オリジナルモデルを忠実に継承した一方、当時にはなかった現代的な製造方法も採用。例えば、スイープ運針を実現するため、音叉の振動を動力へ変える要の部品であるインデックス車は、LIGA 工法(微細構造物形成技術)を取り入れ、わずか 3.6mm の部品に 400 歯という精密さを実現。加えて、オリジナルモデルでは分解しないと見ることが出来なかったインデックス車を文字板側に配置し、約 1.1 秒で 1 周という精密さ故に実現出来る高速な歯車の動きを楽しむことが出来ます。また、ムーブメントを存分に眺めてほしいという想いから、オリジナルモデルにはなかった、シースルーケースバックのスケルトン仕様を採用。スケルトンの文字盤側のみならず、音叉の特徴的なコイルなどムーブメントの詳細や美しい装飾を裏側からも余すことなく眺めることができます。この画期的な発表により、アキュトロンは再び過去と未来を結び、時計製造の概念を変えた独創性を体感できる稀有な機会をお届けします。この象徴的なムーブメントの再導入により、アキュトロンは時計製造における新たな一幕を開きます。それは私たちの先駆的な過去を称えつつ、可能性の限界を押し広げるものとなります。今回の発売は、アキュトロンを最初に定義した革新への賛辞であり、精密時計の未来に向けた大胆な一歩です。

≪アキュトロン・チューニングフォークの技術の象徴的なポイント≫

1. 360Hz からなる、#F のハム音
→1960 年のモデルの革新性と独自性を示すアキュトロンの象徴ともいえる音響的な特徴を継承します。
2. 滑らかに動くスイープ運針の秒針
3. 少量生産の希少性
→いちから新開発した音叉のムーブメントは、その技術の複雑さゆえに、一つ一つ丁寧に手組みし、生産を行なっています。独自の仕様により大変希少性の高い製品です。
4. 文化的なステータス →かつて NASA の宇宙飛行士や多くの著名人、革新者たちが着用したモデルと同じ機構を搭載した時計が、次世代の時計コレクターに向けて再登場しました。

≪アキュトロン スペースビューとは≫

1960年、機械式時計が主流だった時代に、ブローバは金属音叉との組み合わせで高精度を引き出す世界初の電子式音叉時計“アキュトロン”を発売しました。時計史上、最も重大なイノベーションの一つと言われ、世界的に高い評価を得たアキュトロン。当時、特に音叉式ムーブメントを大胆に見せるスケルトン文字盤は前衛的で、アバンギャルドなデザインとその仕組みから圧倒的な存在感を放ち、アイコニックなモデルとしてセンセーションを巻き起こしました。

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2020.10〜12月のメディア掲載情報

2021.2.24

【雑誌】
■10月16日発売 「モノ・ マガジン」
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001 / アキュトロン DNA 2ES8A003

■10月26日発売 「ENGINE」 12月号
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001

■11月2日発売 「モノ・ マガジン」
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001

■11月15日発売 「Pen」 12/1号
【特集名】腕時計と文具
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001

■11月25日発売 「LEON」 1月号
【掲載モデル】アキュトロン DNA 2ES8A001

■11月30日発売 「FINEBOYS時計」 Vol.19
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001 / アキュトロン DNA 2ES8A001 / 2ES8A002 / 2ES8A003

■12月26日発売 「Safari」 2月号
【特集名】名作時計の舞台裏!
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001 / 2ES6A002 / アキュトロン DNA 2ES8A001 / 2ES8A002 / 2ES8A003

【WEB】
■10月1日掲載 「DIME」
【特集名】構想10年で完成!世界初、静電気を利用して発電しモーターを回転させるBULOVAの静電誘導時計「ACCUTRON」
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001 / 2ES6A002

■10月2日掲載 「モノ・マガジン WEB」
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001 / アキュトロン DNA 2ES8A003

■10月17日掲載 「デジモノステーション」
【特集名】変態的腕時計世界=ビザールウォッチVol.21 ACCUTRON/アキュトロン スペースビュー 2020
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001

■12月4日掲載 「&GP」
【特集名】「マニアックな腕時計が欲しい」という友人に“静電誘導”腕時計をすすめた話
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001 / アキュトロン DNA 2ES8A001 / 2ES8A002 / 2ES8A003

■12月14日掲載 「e-Begin」
【特集名】名品「アキュトロン」生誕60周年を機に新ブランド、アキュトロン誕生!
【掲載モデル】スペースビュー 2020 2ES6A001

アキュトロンのサイトを公開しました。

2020.10.30